日本語 · English(未訳)

ADR-02: 基底は暦法ではなく「タイムゾーンで錨を打った時間軸」

判断: 最下層の基底を、特定の暦法(グレゴリオ暦など)ではなく、タイムゾーンで錨を打った 連続な時間軸(および順序づけられた日序数)とする。暦法はこの軸への射影に格下げする。

背景: 暦法は座標系(ラベル付け)であって基底ではない。和暦・ISO 週日付・ヒジュラ暦へ 差し替えても、その下の「途切れなく並んだ列」は不変。重要なのは、目的語である「月末」が グレゴリオ射影の層で初めて生まれる概念だという点。日序数の世界に「月」はない。 さらに、当初の層構成にはタイムゾーンが欠けていた。営業日は本質的にローカル市民時の概念であり、 「その日が何日か」「月末はいつ切り替わるか」は TZ 依存である。

却下した案: グレゴリオ暦を不可分の最下層に置く案。暦の差し替えと将来の暦法変更に耐えられず却下。

帰結: 「月末 N 営業日前」は基底ではなく射影層に属すると位置づけが確定する。 基底にタイムゾーンが第一級で入る。

改訂(2026-07-08・ADR-33): 本 ADR の「タイムゾーンで錨を打った」「基底にタイムゾーンが第一級で 入る」は射影パラメータモデルに再定式化された——基底 chronos は TZ 非依存の単一絶対軸で、錨は基底でなく 射影(premise の tz:=chronos→市民座標の版付き写像)に付く。本 ADR の核心(基底は暦法でなく時間軸)は 不変。