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ADR-10: 基底を「日」から「時間軸+粒度」へ降格する

判断: 基底を「日の連番」ではなく、タイムゾーンで錨を打った連続時間軸とし、 「日」「秒」「セッション窓」などを、この軸への対等な窓分割(粒度という射影)として扱う。 日も特権を失い、暦法と同じく一つの窓分割になる。

背景: 「日境界を無視して 5 時間ごと、ただし定時内」のような要件では、時刻が従属物ではなく 走査される基底そのものになる。AI サービスの利用枠(セッション制限)のような「一定時間を窓として、その期間内に スケジュールする」要件は、営業日カレンダーと同じ構造を持つが、基底が日ではなく時刻の窓分割である。 ADR-07 で「暦法とは軸への窓分割」と一般化した以上、月窓と 5 時間セッション窓を別扱いする理由はない。 AI 常時運用・レート制限・ストリーミング処理の一般化で、時刻軸主役の要件は増えると見込む。 頻度の多寡に関わらず、日だけ設計すると後で基底ごと作り直しになるため、いま降格しておく方が安い。

却下した案: 当初の「時刻は代数の外、最後段の射影」案。現在の典型要件には合うが、 時刻軸主役の要件に負け、将来の作り直しを仕込むため却下。

帰結: 日と時刻が一つの代数に統一される。窓・閉包・選択・錨解決・ロール規約は軸非依存で そのまま継承される。代償(粒度をまたぐ合成、DST、実体化コスト)は ADR-11・ADR-13 で手当てする。